2026.8.19
「物件名検索」を取りこぼさない!指名検索対策の基本
「〇〇マンション 賃貸」「△△ハイツ 空室」のように、物件名をそのまま入力して検索することを「物件名検索(指名検索)」と呼びます。
この検索をする人は、購入・入居意欲が非常に高いお客様です。ポータルサイトで見つけたり、現地を通りかかったり、知人から聞いたりして、すでにその物件が気になっている状態で検索しているケースが多いからです。
だからこそ、自社ホームページが見つかれば、お問い合わせや内見予約につながる可能性も高くなります。
今回は、物件名検索を逃さないために見直したいポイントをご紹介します。
物件名を統一する
正式名称を基準にする
物件名検索対策で、一番最初に確認してほしいのが物件名の表記です。
例えば同じ建物なのに、
- パークハイツ〇〇
- パーク・ハイツ〇〇
- Park Heights〇〇
とページごとに表記が違うことは意外とあります。
物件名の表記がバラバラだと、GoogleやAIに同じ建物だと認識されにくくなり、検索結果に出にくくなったり、別の建物と誤認されたりする可能性があります。
基本は募集図面や管理資料にある正式名称で統一するのがおすすめです。
略称は説明文で補足する
「昔の名称で検索されることが多い」「略称で呼ばれている」という物件もありますよね。
- 「旧名称:〇〇マンション」
- 「〇〇とも呼ばれています」
上記のようにお客様が検索しそうな名称を、物件ページの中に自然な形で入れておくことで、検索される可能性を高められます。
また、担当者による書き方のバラつきを防いだり、物件ページの文章を考える工数を減らすためにも、物件管理画面で必要な情報を入力しやすくしておくこともポイントです。
当社の「不動産繁盛」では、物件システムのカスタマイズもオプションでつけることが可能です。必要な項目を増減したり、入力しやすいレイアウトに変更することで、自社の運用に合わせて物件情報を管理しやすくなりますよ。

検索結果で選ばれる「タイトル」を工夫する
① どの物件か一目でわかるタイトル
似たようなマンションシリーズや同じような建物名が多い場合、検索結果の中でクリックしてもらうためには、タイトルだけで「その物件」と分かる工夫も大切です。
- 「グランドタワー〇〇 1003号室|〇〇市の分譲マンション」
- 「プライムメゾン〇〇の賃貸情報|〇〇区」
このように、物件名だけでなく
- エリア
- 賃貸・売買
- 部屋番号
まで入っていると、お客様も安心してクリックできます。
② 「新しい情報」と伝わるタイトル
また、検索結果の画面には、大手ポータルサイトや競合他社のサイトなど、似たような建物名がずらりと並びます。
その中でお客様の目をパッと引くためには、
- 【空室あり】グランドタワー〇〇|〇〇市
- ≪〇月〇日更新≫ プライムメゾン〇〇賃貸情報
とタイトルに「最新情報アピール」を記載することも、他社と差別化するための重要ポイントです。
「古い情報かもしれない」というお客様の不安を解消し、他社サイトを押し退けて自社サイトを選んでもらう大きな強みになるでしょう。
ただし、必ず最新状態を維持できる場合だけにすることをおすすめします。古い情報が残っていると、それだけで会社への信頼が下がる可能性があります。
「その会社だから書ける情報」を増やす
ページ内の情報は丁寧に
ページには、
- 正しい住所(町名や丁目・番地まで)
- 最寄り駅と徒歩分数
- 築年月や構造、設備情報
などの基本情報は必須です。Googleなどの検索エンジンは、「お客様にとって詳しくて正しい情報が載っているページ」を評価するからです。
基本情報+αで差をつける
物件名・家賃・間取りだけでは、ポータルサイトとほとんど同じ内容になりますよね。そんな時は、現地へ行った人しか分からない一言をできるだけ入れてみてください。
- 午前中から日当たりが良く明るい
- 夜でも人通りが多い道を帰れる
- スーパーまで徒歩数分で買い物しやすい
こうした情報は派手ではありませんが、お客様の判断材料になります。「この物件を実際に見たからこそ分かること」を一言加えるだけでも、ページの印象が変わってきますよ。
「不動産繁盛」では、AIによる物件紹介コメントの自動生成オプションも用意しています。設備や間取りなどの登録情報をもとに文章を作成できるため、紹介文を一から考える手間を減らしながら、物件ごとの情報を掲載しやすくなります。

似たページを増やしすぎない
101号室、102号室、103号室…。部屋ごとのページを増やしていても、物件名や住所、外観写真、説明文などがほとんど同じというケースは珍しくありませんよね。
これでは検索エンジンも「どのページを表示すればいいのか」を判断しにくくなります。本来評価してほしいページが定まらず、同じサイト内の似たページ同士で検索結果の枠を取り合うような状態になり得ます。
「ページは部屋ごとに作る」が正解とは限らない
部屋ごとの差がほとんどない場合は、建物の紹介ページに情報を集約し、空室一覧で賃料や階数などを比較できる形だと、お客様にも見やすくなるでしょう。
反対に、部屋ごとに大きな違いがある場合は、それぞれのページを作ってもよいでしょう。
例えば、
- リフォーム内容が違う
- 間取りが大きく違う
- 設備や仕様が異なる
など、「この部屋だからこそ知りたい情報」があるかどうかを基準に考えると判断しやすくなりますよ。
満室ページを削除しない方がいいケース
満室後も検索されている
人気物件は、募集が終わっても検索され続けます。また、一度Googleに評価された物件ページを消すと、次に空室が出たときに一から評価を作り直さなければなりません。
ページには、「現在この部屋の募集は終了しています」と明記し、下記のようなページやアイコンも準備しましょう。
- 同じマンションの空室
- 近隣の似た条件の物件
- 物件リクエストフォーム
- 「空室まち」ボタンの設置
人気物件は退去が出てもすぐに埋まってしまいますよね。「ポータルサイトに載る前に教えてほしい」というお客様のために、【物件リクエスト】や【空室まち】をページ内に配置し、将来の見込み客(リスト)につなげましょう。
「不動産繁盛」では、関連物件の自動表示や物件リクエストフォームにも対応しています。エリア、駅など、条件の近い物件を「関連物件」として自動的に表示させることができますよ。
順位より「問い合わせ」を見る
本当に見るべき数字は反響
検索順位ばかり気にしてしまいがちですが、本当に確認したいのは、「問い合わせにつながったかどうか」です。
アクセスはあるのに反響が少ないなら、下記のように改善できるポイントが見つかることもあります。
- 写真が少ない
- 問い合わせボタンが分かりにくい
- 関連物件への導線がない
- スマホで読みにくい
「不動産繁盛」はGoogleアナリティクスにも対応しており、どの物件ページが見られているか、どこからアクセスされているかなどを確認できます。当社の専任担当が、お客様ごとに最適なアドバイスをいたします。
Googleアナリティクスについては、下記のコラムで詳しく説明しています。ぜひ参考にしてください。
・GA4入門!不動産サイト運営で最低限見るべき3つの数字
まとめ
「物件名検索対策」というと、難しいSEO施策をイメージするかもしれません。
ですが実際には、
- 物件名を統一する
- タイトルを分かりやすくする
- 似たページを増やしすぎない
- 満室ページを活用する
- 問い合わせまで確認する
このような基本の積み重ねが、一番効果を感じやすいと思います。
検索結果で必ず見つけてもらい、安心して問い合わせてもらえるページを用意しておきましょう。
まずは、自社でも問い合わせの多いマンションや、何度も募集が出る人気物件から見直してみてはいかがでしょうか。



