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2026.9.2

SNS・ブログ

不動産会社はSNSをどう使い分ける?各サービスの特徴・役割・分析のコツ

Instagram、LINE、YouTube、X、TikTok・・・今ではさまざまなSNSサービスがありますよね。

不動産会社でもSNSを活用する企業が増えていますが、「とりあえず全部始めてみよう」と考えて、同じ内容をすべてのSNSに投稿しているケースも少なくありません。

もちろん、複数のSNSを使うこと自体は悪くありません。ただ、それぞれ利用者の年代や情報収集の仕方、使う目的が違います。

今回は、不動産会社がSNSを使い分けるときの考え方と、運用後に確認したい数字について紹介します。


利用者が多いSNSを選べばいい、とは限らない

総務省が2025年6月に公表した調査によると、主なSNSの全年代利用率は次のとおりです。

  • LINE:91.1%
  • YouTube:80.8%
  • Instagram:52.6%
  • X:43.3%
  • TikTok:33.2%
  • Facebook:26.8%

LINEは、知らない不動産会社を探す場所というより、すでにつながったお客様と連絡を取る場所です。一方、InstagramやTikTokは、まだ会社を知らない人にも投稿が届く可能性があります。

SNSは大きく分けると、下記のように役割を分けられます。

  • 認知を広げる:Instagram/TikTok/YouTube/X
  • 物件や会社を知ってもらう:Instagram/YouTube/ブログ/Facebook
  • 相談や問い合わせにつなげる:LINE/InstagramのDM

「人気だから」という理由だけで選ばず、自社が増やしたいお客様に合うSNSを選ぶことも重要です。


Instagram|10~40代が中心。「見た目」から情報収集する人へ

Instagramは、10~40代を中心に利用されており、写真や動画から情報を集めたい人との接点をつくりやすいSNSです。

不動産との相性もよく、物件そのものだけでなく、「この街で暮らしたらどんな生活になるのか」まで見せられるのが魅力です。

おすすめ投稿

  • 人気物件の短いルームツアー
  • 一人暮らし・ファミリー向けなど、条件別の物件紹介
  • 駅や商業施設などの地域情報

不動産会社では、物件の魅力を写真・動画で伝えるメインツールとして大きな広告の役割になってくれます。


TikTok|10~20代を中心に「偶然の発見」を狙う

TikTokは10~20代の利用が特に多く、30~40代にも広がっています。

Instagramよりもさらに「フォローしていない情報と偶然出会う」ことが起こりやすいSNSなので、若い世代に会社を知ってもらう入口として活用できます。

おすすめ投稿

ポイントは、最初の数秒で内容を伝えることです。

  • 「家賃○万円でこの広さ」
  • 「不動産屋が教える部屋探しの注意点」

流行を無理に取り入れる必要はありません。スタッフが住まい探しの疑問に答えるだけでも十分コンテンツになります。

当社の「不動産繁盛」では、InstagramやTikTokに投稿した写真や動画をホームページへ自動掲載できます。SNSを更新するだけでホームページにも最新情報を反映できるため、「SNSは更新しているけれど、ホームページまで手が回らない」という会社にも使いやすい機能ですよ。


YouTube|幅広い年代の「詳しく知りたい」に応える

幅広い年代が利用しているYouTubeは、気になったテーマを時間をかけて調べたい人との接点をつくれるのが特徴です。

おすすめ投稿

  • 物件の詳細なルームツアー
  • エリアごとの暮らしやすさ
  • 売却・相続・住宅購入の解説

毎週何本も投稿する必要はありません。「見ておくと分かりやすい動画」を少しずつ増やしていけば、ホームページ上の説明資料としても活用できます。

「不動産繁盛」では、ホームページに動画URLを入力するだけで、簡単にYouTube動画を掲載できますよ。


X|10~40代が中心。「今起きていること」を追う

Xは10~40代を中心に利用されており、リアルタイムの情報を追いたい人との接点をつくりやすいSNSです。

投稿が流れていくスピードが速いため、長く残したい情報よりも「今伝えたい情報」と相性が良いでしょう。

おすすめ投稿

  • 新着物件・空室情報
  • 地域イベント

詳しい物件情報などはホームページやブログに掲載し、Xではその情報へ誘導するという使い方もおすすめです。


Facebook|30~50代以上に「会社の顔」を見せる

Facebookは、30~50代以上との接点をつくりやすいSNSです。

不動産会社の場合、会社の活動や地域とのつながりを伝える場所として活用しやすいでしょう。

おすすめ投稿

  • セミナー・相談会
  • オープンハウス
  • スタッフの活動

「映える写真」を毎回用意する必要はありません。普段どんな会社なのかを知ってもらうことを意識すると、会社への安心感につながります。


LINE公式アカウント|お客様とのダイレクトなやり取り

LINEは、すでに接点を持ったお客様とのやり取りに活用できます。

おすすめ投稿

  • 新着物件の案内
  • 地域の家賃情報

ただし、一斉配信を増やしすぎるのは逆効果です。

「新着物件はこちら」だけではなく、「駅徒歩5分・家賃8万円台の物件3件」など、お客様にとって何の情報なのかが分かる内容を届けるようにしましょう。


SNSごとに「見る数字」を変える

SNSの運用で意識したいのは、フォロワー数やいいね数だけではありません。過去のコラムでも紹介したように、オモテに見えにくい数字を見ることで、投稿の本当の反応が分かることがあります。

▼ 過去の参考コラム
「いいね」が少ないのに見られている!SNSの拡散と検索の仕組み

また、裏側の見るべき数字は、SNSの役割によって変わります。

Instagram:「保存」と「プロフィールアクセス」

Instagramでは、保存数やプロフィールへのアクセスに注目します。

再生数が多いのにプロフィールへのアクセスが少ない場合は、動画としては見られていても、会社への興味にはつながっていない可能性があります。

X:「表示回数+反応」

Xではインプレッション(表示回数)だけでなく、いいね、返信、リポスト、リンククリックなども確認します。

表示回数が多くても反応が少なければ、内容が対象者に刺さっていないかもしれません。

Facebook:「投稿後の行動」

Facebookではリーチに加えて、リンククリックやコメント、シェアなどを確認します。

地域活動ならコメントやシェア、相談会ならリンククリックというように、投稿した目的に合わせて数字を見ることが大切です。

LINE:「ブロック」と「クリック」

LINEでは、友だち数でなく、配信後のブロックやリンククリックが本来見るべき数字と言えます。

ブロックが増えているなら、配信頻度や内容を見直す必要があるかもしれません。クリックされない場合は、メッセージ内で伝わっているかなどを確認してみましょう。

また、ホームページのGA4を活用すれば、どのSNSからホームページへ訪問されたのかも確認できます。「不動産繁盛」では、そうした分析結果も踏まえながら、SNS連携による集客強化などのアプローチをご提案しています。


SNS→ホームページの導線は必須!

SNSの投稿で興味を持ってもらったら、自社のホームページへ誘導し、問い合わせまで繋げましょう。

プロフィールや投稿へ、

  • 「詳しい物件情報はこちら」
  • 「空室確認はLINEから」

など、次にしてほしい行動を一つ示しておきます。

そして、SNSからアクセスされるホームページはスマートフォンで見やすいことも大切。

「不動産繁盛」では、スマートフォンでの操作性を重視したホームページを制作しています。SNSから物件ページを開いたときに、写真が見やすい、文字が読みやすいなど、細かな部分まで整えておくことで、SNSで集めたアクセスを問い合わせにつなげやすくなりますよ。

まとめ

不動産会社のSNS運用では、人気のサービスを全て完璧に運用する必要はないと思います。

  • ターゲットの年代層
  • 情報の発信方法

まずは、この2つを考えてみることをおすすめします。そのうえで、自社に合ったSNSを1~2個絞って継続するくらいでも十分です。

「誰に、何を届けるSNSなのか」を決め、反応を見ながら少しずつ改善していくことで、自社のターゲットに届くSNS運用につながるのではないでしょうか。