2025.8.15
問い合わせが増えない原因はこれ!入力フォームの「脱落率」を下げるEFO対策の基本
「アクセスはそれなりにあるのに、問い合わせがなかなか増えない」
不動産会社のホームページ運営において、この悩みは非常によく聞かれます。
物件ページの閲覧数は悪くない。
検索順位も極端に低いわけではない。
アクセス解析を見ても、ユーザーはしっかり訪問している。
物件ページの閲覧数は一定数ある。
検索順位も極端に低いわけではない。
アクセス解析を確認すると、お客様はしっかりサイトに訪問している。
それにもかかわらず問い合わせにつながらない場合、原因は広告やSEOではなく、入力フォームの設計にある可能性が非常に高いです。
多くの不動産会社は「アクセス数を増やすこと」に注力しがちですが、実際には問い合わせという成果を生み出す最後のポイントはフォームです。
つまり、フォームの設計が適切でなければ、どれだけ集客に成功しても結果には結びつきません。
今回は専門用語はできるだけ使わず
- なぜフォームでお客様が離脱してしまうのか
- 今日から見直せる改善ポイント
について詳しく解説していきます。
問い合わせフォームは「最後の関門」
まず理解しておきたいのは、問い合わせフォームがサイト内の「最終地点」であるという点です。
お客様は一般的に次のような流れで行動します。
- 検索エンジンで物件や地域を調べる
- ホームページを訪問する
- 物件情報や会社情報を確認する
- 問い合わせてみようと判断する

つまり、フォームに到達した時点で、お客様はすでに一定の信頼や興味を持っている状態です。ここまでの導線は成功していると言えます。
それにもかかわらずフォームで離脱が起きている場合、それは「あと一歩で問い合わせだった見込み客」を逃していることになります。
問い合わせ率を改善するためには、まずフォームを集客の延長ではなく、成約につながる重要な接客ポイントとして考えることが大切です。
フォームで離脱される主な理由
フォーム改善というと難しく感じるかもしれませんが、離脱の理由は非常にシンプルです。
入力が面倒くさい
と感じてしまうことです。
例えば次のようなケースがあります。
- 項目が多すぎる
- 何を書けばいいかわからない
- スマホだと入力しづらい
- エラーが出てやり直しになる

これらは一つひとつは小さなストレスですが、積み重なることで心理的な負担になります。
その結果、「今すぐじゃなくてもいいか」と考え、そのまま離脱してしまうケースが多く見られます。
重要なのは、お客様が不満を持っているとは限らないという点です。
単に手間を感じただけで離脱が起きることは珍しくありません。
入力項目は本当に必要なものだけにする
フォーム改善で最初に見直したいのは入力項目の数です。
不動産会社のフォームでは、できるだけ多くの情報を最初から取得したいという理由で、項目を増やしてしまいがちです。
よくある例として、
- 郵便番号
- 住所(都道府県〜番地まで)
- 年齢
- 職業
- 家族構成
- 希望条件
- 希望入居時期
- 予算
- 要望欄
こうした内容が並んでいるフォームも珍しくありません。
しかし、お客様はまだ相談段階のことも多く、最初から詳細な情報を入力することに心理的な抵抗を感じる場合があります。
最初は「連絡が取れる情報」だけで十分
フォームの目的は、詳細情報の取得ではなく連絡が取れる状態を作ることです。
最低限必要なのは、
- お名前
- メールアドレス
- 電話番号
この程度でも十分にコミュニケーションは始められます。

気になる物件や詳細条件は、その後のやり取りの中で自然にヒアリングすれば問題ありません。
最初からすべてを聞こうとすると、かえって問い合わせの機会を減らしてしまう可能性があります。
必須項目を増やしすぎない
もう一つ注意したいのが必須項目の設定です。多くのフォームでは、入力漏れを防ぐために多数の項目を必須にしてしまいがちです。
必須項目が多いと、
- 入力途中でエラーが出る
- どこが必須なのか分かりづらい
- 入力を強制されている感覚になる
といったストレスを与えてしまいます。
必須項目は、これがないと対応できないという最低限に絞ることが重要です。
選択肢式や任意入力を上手く使うことで、お客様の負担を軽減できます。
スマホでの入力しやすさを必ず確認する
現在、問い合わせの多くはスマートフォンから行われています。そのため、スマホでの操作性は非常に重要です。
パソコン画面では問題なく見えていても、スマホでは次のような問題が発生していることがあります。
「文字が小さい」
「入力欄が押しづらい」
「スクロールが多すぎる」
「入力時のキーボードが適切に表示されない」
確認するときは必ず実際のスマホで操作してみることが大切です。
- 文字が小さすぎないか
- 入力欄が押しやすいサイズか
- フリガナ入力が自動になっているか
- 電話番号入力で数字キーボードが出るか
などをチェックしましょう。
「安心感」を添えるだけで問い合わせ率は変わる
フォーム周辺の文章も、問い合わせ率に大きく影響します。
お客様は、「問い合わせたらどうなるのか」が分からず不安を感じています。
例えば、
「しつこく営業されないか」
「すぐ電話が来るのではないか」
「相談だけでも大丈夫なのか」
こうした不安を取り除くために、短い一文を添えてみましょう。
- 「しつこい営業はいたしません」
- 「ご相談だけでも大歓迎です」
- 「最短〇時間以内にご連絡します」
安心できる情報を先回りして伝えることで、心理的ハードルを下げることができます。
入力途中のストレスを減らす工夫
フォーム改善では、入力前だけでなく入力中の体験も重要です。
例えば、
- 入力例を表示する
- リアルタイムでエラーを表示する
- 入力内容が途中で消えないようにする
- 選択式入力を増やす
こうした工夫によって、お客様のストレスを減らすことができます。
完了画面も意外と重要
送信後の画面が「送信完了しました」の一文だけになっていないでしょうか。
完了画面は、お客様が最後に見る重要なポイントです。
- お礼のメッセージ
- 連絡までの目安時間
- 急ぎの場合の連絡先
などを記載することです。
「きちんと対応してくれそう」という安心感を与えることで、会社への信頼感も高まります。
まとめ:フォーム改善は一番コスパがいい
問い合わせを増やすために広告費を増やす前に、まず見直したいのが入力フォームです。
- 入力項目を減らす
- 必須項目を絞る
- スマホで使いやすくする
- 不安を取り除く一言を入れる
これだけでも、問い合わせ数が1.5倍〜2倍になるケースは珍しくありません。

フォームは集客の最後の一歩です。
小さな改善の積み重ねが、問い合わせ数や成約率に大きな差を生みます。
まずは一度、お客様の目線でフォームを実際に触ってみるところから始めてみてください。



